金木犀の香る季節

長く暑い夏でした。

9月に入っても、10月に入っても

暑い日が続き、秋はどこにいったんだ?と思うような日でした。

それでも、植物はけなげで

紅葉は少し色づき始め

美術館の裏庭の金木犀も咲いて

館内にいい香りが漂っています。

 

暑い中でも

海外から色々なお客様をお迎えしました。

先週には初めて

ケニアのナイロビから若い猫好きの女性が2人来られました。

色々お話をお聞きしたかったのですが

他にもお客様が多くて

あまり話せなかったのが残念でした。

飼っておられる猫たちの写真も見せていただいたのですが

日本の猫たちと全く変わらない猫たちで

ほっこりしました。

ケニアと言えば、野生動物を思い浮かべてしまうのですが

ナイロビなんかは奈良とは比べものにならないような

高いビルが林立する大都会です。

彼女たちから

「日本では外に猫を見ないが殺しているのか?」と聞かれ

絶句してしまいました。

確かに、今はもう飼い猫はほぼ室内飼いになっているし

TNRも盛んになって

野良猫は減っているのかもしれません。

もちろん、野良猫の生活は過酷なので

減る方がいいのですが

それでも、昔のようにあちこちに猫たちがいた時代も

のどかだったかも?と思ったりもします。