早くも6月になりました。

奈良は梅雨に入ったようで

今日も朝から雨がしとしと降っています。

みなさま、お元気でお過ごしでしょうか?

季節の変わり目なので、体調不良などになりませんように

お気を付けて下さい。

 

コロナの方は関西ではほとんど新たな感染者は出なくなりましたが

海外ではまだ爆発的に続いており

東京や九州では第2波が来たし

まだまだ不安は収まりませんね。

このコロナウィルスは厄介なようで

あと2~3年くらいの長期戦になりそうです。

6月に入って東大寺や興福寺は制限付きで拝観が始まりました。

美術館辺りのお店などはまだ休業している所が多く

かってはたくさんの観光客が歩いていたこの辺りの道も

今はほとんど人通りが絶えています。

 

美術館を今後どうしていけばいいのか

ずっと考えあぐね、ブログもしばらく書けないままで

いました。

春節の1月下旬ころに休館を始めて

もう4ヶ月以上が過ぎてしまいました。

こんなに長引くとは思いもよらないことでしたが

いつ再開したらいいのか、またどのように対策して再開したらいいのかと

悩みは尽きません。

ここは私の最後の夢、私の宝、命のような場なので

休館はしていても一週間に2~3回は

風通しや掃除、その他の色々の仕事で通っていましたので

再開自体はいつでもできるのですが

コロナの感染の不安がある限りは

このような小さな密室的な美術館

また、ゆっくり落ち着いた時間を過ごしていただきたかった場所を

どのようにソーシャルディスタンス(ああ、人との距離を遠ざけるもの!!)を

とりながらやっていけるのか、答えを探しあぐねているのです。

自分にとって、お客様とのコミュニケーションを大切にしながら

やってきた場所なので

そういうのがあまりできなくなってもやっていく意味があるのだろうかとか

自問が尽きません。

それでも、いつかはきっと再開して

また猫好きな皆様とお会いしたいと

願ってやみません。

今まで、海外からのお客様が半分弱だったので

これから2~3年は戻ってこられないだろうと思うと

寂しくてなりません。

遠くの国から訪れて下さって、色々自分の愛猫のことなどを

語って下さったお客様のことを

懐かしく、懐かしく思い出しています。

 

春に知り合いが色々なアマリリスの球根を下さって

それを植えたら

次々と咲いてくれました。

アマリリスにこんなに色々種類があるとは思いませんでした。

下の写真は、一番最後に咲いたアマリリスで

真っ白です。「クリスマスギフト」という名前だそうです。

雨の降る日に、この純白の百合のようなアマリリスを見ると

心がよみがえるような励ましを感じました。