冬のマフラー

大分冷え込み始めました。

もみじも大分紅葉してきましたが

まだ緑の部分が残っています。

完全紅葉はもう少し先でしょうか?

美術館の辺りも錦秋の彩りになります。

 

販売しているものも冬用にしました。

モヘア(これはからむので織りにくいのです)の草木染めのマフラーを

いくつか出しました。

これは、タンポポ、夜の月シリーズで織ったものです。

黄色はセイタカアワダチソウで染めました。

前はどこにでも見られた嫌われ者の

雑草でしたが、最近は少し減ってきたようです。

ヨーロッパでは庭で育てられてるのを見て驚いたことがありますが

確かに花として見たらきれいですね。

(雑草かどうかは、人間の勝手な区分ということでしょう。)

この黄色の花はすごくきれいな黄色に発色します。

植物のほとんどは染色に使えますが

たとえば、葡萄の紫は染められるようで

うまく染まりません。すぐ色落ちするのです。

タマネギの皮なんか、染まるようにも見えないのに

これもきれいなブラウンによく染まるので染色の初心者に

よく使われていますね。

発色と定着は見た目の色とまた

違うようです。

青はインド藍を使いました。

https://twitter.com/catshipmuseum/status/1196591557597528066