冬のマフラー
大分冷え込み始めました。
もみじも大分紅葉してきましたが
まだ緑の部分が残っています。
完全紅葉はもう少し先でしょうか?
美術館の辺りも錦秋の彩りになります。
販売しているものも冬用にしました。
モヘア(これはからむので織りにくいのです)の草木染めのマフラーを
いくつか出しました。
これは、タンポポ、夜の月シリーズで織ったものです。
黄色はセイタカアワダチソウで染めました。
前はどこにでも見られた嫌われ者の
雑草でしたが、最近は少し減ってきたようです。
ヨーロッパでは庭で育てられてるのを見て驚いたことがありますが
確かに花として見たらきれいですね。
(雑草かどうかは、人間の勝手な区分ということでしょう。)
この黄色の花はすごくきれいな黄色に発色します。
植物のほとんどは染色に使えますが
たとえば、葡萄の紫は染められるようで
うまく染まりません。すぐ色落ちするのです。
タマネギの皮なんか、染まるようにも見えないのに
これもきれいなブラウンによく染まるので染色の初心者に
よく使われていますね。
発色と定着は見た目の色とまた
違うようです。
青はインド藍を使いました。
美術館で、冬のマフラーの販売を始めました(^_^)
草木染めで(黄色はセイタカアワダチソウの花、よく染まります。青は、インド藍)、月と夜、タンポポシリーズのもの。
前の個展で全部売れてしまったので、これは新たに織りました。左から、「タンポポの庭」「月の光」「昼と夜」です。素材は、モヘア。 pic.twitter.com/a33GPqm3Kc— 猫舟美術館 (@catshipmuseum) November 19, 2019